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 興善寺(こうぜんじ)は岬町多奈川谷川にあります。
 仁寿2年(852年)文徳天皇の勅願により慈覚大師が創建したものと伝えられています。
 宗派は天台宗で、名高い寺として栄えてきました。広大な寺域に七堂伽藍配置を構え、村人から尊崇を得ていましたが、織豊の兵火に罹って炎上し、その後元禄時代になって僧専海が再興し現在に至っています。
 本尊の大日如来坐像は、釈迦・薬師の両脇侍とともに大正4年国の重要文化財に指定されています。

交通機関  南海多奈川線多奈川駅下車バス約15分

 

 

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 理智院(りちいん)は宝珠山光明寺ともいい真言宗に属し、岬町多奈川谷川にあります。
 この地域の言い伝えによると聖武天皇の勅により、天平5年行基菩薩が開基したものと言われています。
 本尊は追風(おいて)不動明王で、弘法大師の作と伝えられ秘仏となっています。
 理智院には、豊臣秀吉の肉付けの木造があります。
 戦国時代豊臣秀吉が朝鮮出兵に際し九州名護屋まで船で行く途中、岬町の沖合で風波に遭い、「谷川湊」に避難しましたが、嵐はおさまりません。
 理智院の本尊が追風不動であると聞いた秀吉は時の住職桂人上人に命じて祈祷させたところ、さしもの嵐も穏やかになり、無事、名護屋に着くことができたということです。
 秀吉はこのことを忘れず、後日、自分のヒゲを植えた像を彫って納めさせたということです。 
 理智院にはこのほか、秀頼八歳の時の書「豊国大明神」や新左衛門作と伝えられる木彫の狛犬が保存されています。
交通機関  南海多奈川線多奈川駅下車バス約15分

 

 

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 淡輪(たんのわ)にある船守神社には紀船守(きのふなもり)・五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)・紀小弓宿弥(きのおゆみのすくね)の三柱が祭神として祀られています。
 本殿は三間社流造、屋根は檜皮葺で、昭和25年8月29日、国の重要文化財に指定されています。
 豊臣秀頼の命により、片桐且元が造営した桃山式の建築様式を伝えています。
 また境内には、四本の幹が一本になった珍しい楠の大木があり、樹齢800年を越えているといわれ、昭和48年3月、大阪府の天然記念物に指定されました。
 淡輪の氏神になっている船守神社は紀船守・紀小弓宿弥・五十瓊敷入彦命の三神を祀っている由緒深い神社で、本殿は重要文化財に指定されています。

交通機関  南海本線淡輪駅下車徒歩約15分

 

 

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 例大祭は、10月14・15日に執り行われ、淡輪には三台の地車(やぐら)があります。
 昼間はヨチヨチ歩きの幼児も含めた子供の祭りで、夜になると若者に代わり、やがて三台のやぐらが神社の参道に集まって来ます。
 大鳥居の前の短い参道にこの3台のやぐらが押し合いへし合い(シコルといいます)衝突があったりして小ぜり合いがはじまります。
 昔は石合戦になって怪我人が出たりしたこともあったようですが、今でもやぐらは大なり小なり損傷を受けて、その後始末に世話人連中は苦労されているようです。
 これが淡輪の「ケンカまつり」といわれるもので、参道の両側の灯籠の間は観衆で大変な人だかりになります。

 

 

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 起源は、現在のところ明らかではありませんが、言い伝えによると文徳天皇(860年)の頃、僧行基がこの地を訪れ山土が瓦に適していることから瓦製法を伝えたと言われています。
  現存する谷川瓦で最も古いのは、豊臣秀吉に討伐されたことで知られる和歌山県根来寺の国宝多宝塔にある雁振瓦で、1515年谷川嘉左右衛門の名が刻まれています。
  近世には泉州の各地でも和泉瓦として、瓦の製造が盛んであり、中でも谷川産の瓦は形・質とも丈夫であり、また早くから谷川は搬出湊として四国や関東方面まで瓦を搬出していたことから全国的に谷川瓦が知られるようになりました。
  戦後は三河・四国・淡路方面から手頃な製品が出回り、また原料土、瓦職人の確保が困難になったことから瓦生産は徐々に衰退していきました。
 現在岬町での瓦職人は福岡 貢さん一人となり、城・寺に葺く鬼瓦やしゃちほこと言った装飾瓦をすべて手作りで、谷川瓦の伝統を守り続けています。

 

 

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 多奈川小島にあるこの神社は、漁業を主とする小島の人々から永く敬われてきた神社です。同社境内に繁茂する「ウバメガシ」の古木は、地上10m回り1〜1.5mにおよぶものが77株もあります。
 このようなウバメガシの群生は非常に珍しく昭和45年2月、大阪府の天然記念物に指定されています。

交通機関 南海多奈川線多奈川駅下車バス約15分