岬町民生委員児童委員協議会要援護者支援活動について

民生委員・児童委員及び主任児童委員の活動の目的は、住民からの相談に応じたり、住民が尊厳をもってその人らしい自立した生活ができるように支援を行い、誰もが安心して暮らすことのできる地域社会づくりを目指すこととされています。民生委員等の職務のひとつとして社会調査があります。これは、委員活動の基本となる調査であり、各担当地域内の実情を把握し、地域住民に対し適切に相談・援助を行える態勢を整えておくことをその目的としています。近年、孤独死やゴミ屋敷、支援拒否やひきこもりなど、民生委員等が支援を要する事例が著しく増加している傾向にあります。しかしながら、少子高齢化・核家族化により高齢単身世帯等が増加していることに加え、プライバシー意識の高まりから、潜在的要支援世帯等の把握が困難な状況となっており、緊急時の対応に時間を要するなどの弊害が危惧されるところであります。民生委員・児童委員及び主任児童委員は速やかな対応・支援を図るため、要援護の者見守り訪問活動を推進します。