熱中症にご注意ください

更新日:2023年07月21日

熱中症が増えています!ご注意ください!

今年も記録的な暑さが続いており、熱中症を発症する方が急増しています。

熱中症は、気温の高い屋外だけで発症すると思われがちですが、曇りの日や室内、たとえば夜間寝ている時にも発症します。

救急車で搬送される重篤な状況になる場合も多く、注意が必要です。

また、大雨による災害が増えています。災害時の停電時にエアコンが使えない場合に備えましょう。

 

~予防のためのポイント~

◆熱中症警戒アラートを活用しましょう

◆エアコンをしっかり使いましょう

◆停電時に備えましょう

【リーフレット】熱中症が増えています~予防のためのポイント(PDFファイル:3.2MB)

 

熱中症とは

熱中症は、気温が高いことなどで、身体の中の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたり、体温の調整機能が正常に働かなくなることにより、体温が異常に上昇することです。

重症化すると死に至ることがあります。

【症状】めまい、立ちくらみ、大量の汗、生あくび、筋肉痛、こむら返り

【重篤な症状】頭痛、嘔吐、虚脱感、倦怠感、集中力低下、判断力低下

 

熱中症の重症度と対応について

 

熱中症になりやすい人

暑さの感じ方は人それぞれです。また、その日の体調や暑さへの慣れなども影響します。体調の変化に気をつけましょう。

高齢者や子ども、障がいをお持ちの方は特に注意が必要です。

熱中症患者のおよそ半数は65歳以上の高齢者です。

高齢者は暑さや水分不足に対する感覚機能が低下しており、

暑さに対するからだの調整機能も低下しているので、注意が必要です。

また、子どもは体温の調整能力が十分に発達していないので気を配る必要があります。

 

熱中症予防のポイント

暑さを避けましょう

涼しい服装、日傘や帽子を使いましょう

少しでも体調が悪くなったら、涼しい場所へ移動

涼しい室内に入れなければ、外でも日陰へ

のどが渇いてなくても、こまめに水分補給をしましょう

1日あたり、1.2ℓ(コップ約6杯)が目安です

1時間にコップ1杯、入浴前後や起床時もまず水分補給をしましょう

大量に汗をかいた時は塩分補給もわすれずに補給しましょう

エアコン使用中もこまめに換気しましょう

エアコンを止める必要はありません

窓とドアなど2カ所を開ける

扇風機や換気扇などを併用する

換気後はエアコンの温度の再設定

暑さに備えた体づくりと日ごろから体調管理をしましょう

暑さに備え、暑くなり始めの時期から、無理のない範囲で適度に運動する

毎朝など定時の体温測定と健康チェックをおこなう

体調が悪い時は、無理せず自宅で静養する

 

熱中症が疑われる場合の主な応急処置

1.エアコンが効いている室内や風通しのよい日陰など涼しい場所へ避難する。

2.衣服をゆるめ、からだを冷やす。首、わきの下、足の付け根を冷やす。

3.水分、塩分、経口補水液などを補給する。

【危険な状態】自力で水が飲めない、朦朧としている、応答がおかしい場合はためらわず救急車を呼びましょう!

 

熱中症警戒アラートについて

熱中症警戒アラートは、熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境になると予測される日の前日夕方または当日早朝に都道府県ごとに発表されます。

発表されている日については、外出を控える、エアコンを使用するなどの熱中症の予防行動を積極的にとりましょう。

くわしくは「大阪府暑さ対策情報ポータルサイト」https://www.pref.osaka.lg.jp/chikyukankyo/jigyotoppage/atsusataisaku.html

 

熱中症予防リーフレットや情報サイトについて

子どもを車内に残さないで!

子どもは体温調節機能が未発達なため、体に熱がこもり体温が上昇しやすい傾向があります。

短時間でも一気に気温が上昇する車内に、少しの時間であっても子どもを残したまま、車から離れないようにしましょう。


自分で身を守ることができない子どもを守るのは大人の役割です。
十分な気配りを忘れないようにしましょう。

▶消費庁

http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/child/project_001/mail/20201008/

 

児童虐待防止推進月間

 

この記事に関するお問い合わせ先

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