神社

更新日:2018年02月01日

船守神社

船守神社の外観の写真

淡輪(たんのわ)にある船守神社には紀船守(きのふなもり)・五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)・紀小弓宿弥(きのおゆみのすくね)の三柱が祭神として祀られています。
本殿は三間社流造、屋根は檜皮葺で、昭和25年8月29日、国の重要文化財に指定されています。
豊臣秀頼の命により、片桐且元が造営した桃山式の建築様式を伝えています。
また境内には、四本の幹が一本になった珍しい楠の大木があります。樹齢800年を越えているといわれており、昭和48年3月、大阪府の天然記念物に指定されました。
淡輪の氏神になっている船守神社は紀船守・紀小弓宿弥・五十瓊敷入彦命の三神を祀っている由緒深い神社で、本殿は重要文化財に指定されています。

交通機関:南海本線淡輪駅下車徒歩約15分

小島住吉神社

小島住吉神社の外観の写真

多奈川小島にあるこの神社は、漁業を主とする小島の人々から永く敬われてきた神社です。
同社境内に繁茂する「ウバメガシ」の古木は、地上10メートル回り1~1.5メートルにおよぶものが77株もあります。
このようなウバメガシの群生は非常に珍しく昭和45年2月、大阪府の天然記念物に指定されています。

交通機関:南海多奈川線多奈川駅乗換え、ミニループバスみさき約15分「小島住吉」下車

国玉神社

国玉神社の鳥居の写真

岬町内で唯一「延喜式」の神名帳に記載されている神社(式内社)です。神社下の平地には、深日行宮跡があったとされ、石碑が建てられています。
称徳天皇が紀伊国に行幸したときにつくられた行宮のひとつとされています。

交通機関:南海多奈川線深日町駅徒歩約5分

産土神社

産土神社の石階段の写真

多奈川地区にある神社で「興善寺」と同一敷地内にあります。
創建年代は不詳ですが、円仁(慈覚大師)が興善寺を開墓した時に比売大神を勧請し、鎮神社として建立したと伝えられています。
比売大神・金山毘古命・伊邪那岐命を祭神としています。天正2(1574)年織田信長の兵火に遭って消失しました。その後、興善寺の再建とともに復興されたと言われています。
毎年5月5日は盛大なお祭りが行われています。

交通機関:南海多奈川線多奈川駅乗換え、ミニループバスみさき「極楽橋」下車徒歩5分

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大阪府泉南郡岬町多奈川谷川1905-22
電話:072-492-2715
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