令和3年度多奈川ビオトープだより

更新日:2022年01月07日

多奈川ビオトープは、岬町の「多奈川地区多目的公園」の中にあります。
かつて、この場所は山や谷が広がっており、たくさんの生きものが暮らしていたと思われますが、「関西国際空港」二期事業の土砂採取場所となり、跡地は多目的公園として整備されました。
その多目的公園の一角に、「多奈川ビオトープ」があり、かつてここに暮らしていた生きものたちを呼び戻そうと、彼らの成育・生息場所となる湿地や草地を創出・維持管理にしたり、もともとこの場所に生育していた樹木を植栽するなど、「自然再生」に取り組んでいるところです。
ボランティアによる「自然再生活動」だけでなく、「自然観察会」などのイベントも計画しております。
詳しくは、以下のリンクをご覧ください。

7月17日(土曜日)の保全活動について

新型コロナウイルス蔓延の影響により、今年度初めての保全活動となりました。

また、昨年度中止していた自然観察会を実施し、3組の方にご参加いただきました。

自然観察会の様子

保全活動の主な取り組み内容は以下の通りです。

ヒメガマの刈り取り・草原維持・展望広場整備

昨年度に引き続き、ヒメガマの刈り取りと草刈りを行いました。

ヒメガマ刈り取りの様子
草刈りの様子

10月16日(土曜日)の保全活動について

緊急事態宣言の発出により8月、9月の活動は中止となり、3カ月ぶりの活動となりました。

自然観察会には2組の方にご参加いただきました。

 

保全活動の主な内容は以下のとおりです。ヒメガマは昨年の刈り取り成果がかなり現れています。

ヒメガマ集積・草原維持・展望広場整備
ヒメガマ引き揚げの様子
展望広場の整備

赤とんぼが飛んでおり、秋らしさが感じられるようになりました。

赤とんぼ

11月20日(土曜日)の保全活動について

今回の自然観察会は、なんと10組の方にご参加いただきました!子供たちはトンボを捕まえて大はしゃぎでした。

自然観察会の様子

保全活動は以下の内容のとおりです。

ヒメガマ集積・草原維持
ヒメガマ集積の様子
池の状態

12月18日(土曜日)の保全活動について

今回の自然観察会は3組のみなさまにご参加いただきました。既に「トンボ」や「チョウ」の姿はありませんでしたが、「クビキリギス」や「ナナホシテントウ」などの成虫越冬種や、ヒラヒラ飛ぶ「フユシャクガ」等を観察することができました。

自然観察会の様子

保全活動は以下の内容のとおりです。

草原維持・湿地の維持管理
草原維持のための草刈りの様子
湿地の維持管理の様子
この記事に関するお問い合わせ先

まちづくり戦略室 企画政策推進担当 企画地方創生担当
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