関西国際空港を拠点とした南回りの大阪湾観光ルートの構築に向けて
更新日:2020年01月07日
深日航路復活に向けた取組みについて
大阪湾南回り観光ルート構築の趣旨
目的
関西国際空港を拠点とした大阪湾南回りの観光ルートを構築することにより、観光により国内外からの交流人口の拡大を図り、地域経済の活性化や定住人口の増加につなげることを目的とする。
手法
都道府県や市町村の枠を超えた多様な観光資源を結び付け、新たな切り口で泉州地域など広域的な地域の魅力を高める。
1.関西国際空港や都心からの新たな人の流れの創出、交流人口の拡大(深日港-洲本港航路の復活)
2.泉州地域、和歌山県域、淡路島、四国との交流による地域の活性化(太平洋新国土軸による広域連携の推進)

深日港の歴史
大正11年 | 内務省指定港湾 |
昭和19年 | 南海多奈川線開業 |
昭和23年 | 南海多奈川線深日港駅開業 |
昭和24年 | 深日-淡路・四国連絡航路開設 |
昭和25年 | 地方港湾となり大阪府が港湾管理者となる |
昭和36年 | 大阪湾フェリー就航(深日-洲本) |
昭和40年 | 徳島フェリー就航(深日-徳島) |
昭和60年 | 大鳴戸橋開通 |
平成3年 | 深日港防波堤整備事業開始 |
平成4年 | 大阪湾フェリー(深日-洲本)航路廃止(津名のみ) |
平成5年 | 南海多奈川線淡路号(難波直通急行)の廃止 徳島フェリー航路廃止、淡路島への旅客航路廃止 |
平成6年 | 関西国際空港開港 |
平成7年 | 阪神淡路大震災 (深日航路代替機能で活躍) |
平成9年 | 友ヶ島への観光船就航 |
平成10年 | 大阪湾フェリーが泉佐野港へ 明石海峡大橋開通 |
平成11年 | 高速艇(深日-洲本)航路廃止 |
平成13年 | 友ヶ島への観光船廃止 |
平成14年 | 深日港防波堤整備事業中止 |
平成19年 | 大阪湾フェリー(泉佐野-津名)航路廃止 |
深日港の現状

1.利用状況
平成21年の利用状況
入港船舶数6隻、取扱貨物量データなし
<参考>
平成4年実績
入港船舶数15,031隻、取扱貨物量8,625千トン
2.特徴
・立地環境⇒大阪湾の入口(大阪湾のミッシングリンク)であり、淡路島との航路距離が短い(約23km)
・交通アクセス⇒港に鉄道駅が隣接している。
3.深日港の活性化に向けて

岬町まち・ひと・しごと創生総合戦略との関連性
岬町まち・ひと・しごと創生総合戦略
・本町の人口は昭和55年の22,864人をピークに減少し、平成27年の国勢調査では15,938人まで減少。
・今後、更に人口減少と少子高齢化が進行すれば、将来的に地方自治体としての機能を維持することが難しくなることも想定される。
・こうした状況の中、本町の実情に応じた今後5か年の施策の方向を提示するために策定したもの。
深日港に関連した施策
基本目標1(新しい人の流れをつくる)
(2)観光の振興
・観光 交流 拠点の整備(深日港観光案内所、道の駅みさき)
・港の空間を活用した賑わいの創出(みなとオアシスみさきの案内看板設置等による PR 、港湾後背地の整備等)
・近隣自治体等と連携した広域連携に資する海上交通ルートの整備 の検討(深日港航路 )
基本目標4(安全・安心な暮らしを守る)
(5)広域連携の推進
・近隣自治体等と連携した広域連携に資する海上交通ルートの整備の検討(深日港航路)【再掲】
岬町の取組み
「道の駅みさき」や「みなとオアシスみさき」の整備、深日港-洲本港航路の復活に向けて取り組んでいます。



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まちづくり戦略室 企画政策推進担当 政策推進担当
大阪府泉南郡岬町深日2000-1
電話:072-492-2725
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